レストランの厨房づくり!効率的な動きをするためのポイント
- 2023.05.01
- ブログ
レストランやカフェの経営を考えるとき、ホールの内装ばかりに気を取られてしまいがちです。
しかし、経営を成功させるためには、厨房での動きやすさもとても重要です。
そこで今回は、レストランの厨房づくりで重要なポイントを紹介します。
□レストランの厨房づくりのポイント
飲食店の店舗設計において大切なことは、「動線」を意識することです。
動線とは、人が一連の動きで通る場所をつないだ線のことです。
たとえば、スーパーではお客様は入口から順番に進んでいき最後にレジに移動します。
それを動線と言います。
飲食店においては、大きく分けて客動線と作業動線の2つの動線が存在します。
客動線は言葉の通り、お客様の動きをつないだものです。
作業動線は、ホールスタッフ・厨房スタッフの動きをつないだものです。
もし、この2つの動線を考慮していない、片方しか考慮していない店舗設計にしてしまうと、経営に大きな影響を与えてしまいます。
客動線を工夫することで、お客様にストレスを与えず、満足していただくことができ、リピーターの確保にもつながるでしょう。
また、作業動線を工夫することで、作業効率を向上できます。
スタッフに無駄な動きがなく、作業効率化が進むと従業員のストレスもお客様のストレスも軽減し、良い循環が生まれます。
そして、少しの人数でお店を回せれば、人件費を削減でき、効率化の望める機械の導入もできます。
動線を考える上で大切なことは、客動線と作業動線、作業動線同士の交差が起きないように設定することです。
□レストラン厨房の設備配置
レストランには、多くの設備が必要です。
それらを効率よく調理するために配置しなければなりません。
例えば、関連したアイテムは近くに設置するということです。
もし、調理台と冷蔵庫と食器棚が別々の場所に設置されていれば、何度も別の場所に取りに行く必要があり、時間のロスが生まれます。
設置する際に、ルールを決めておくと厨房が快適になります。
その他にも、掃除のしやすさ、厨房スタッフの動線を考えた配置が必要です。
掃除がしにくいと、掃除に時間がかかり、場合によっては不衛生な状態になってしまいます。
例えば、調理台と冷蔵庫の間に掃除が十分にできるスペースを確保しておくことです。
食品を扱う場である厨房は、清掃のしやすさも考慮しましょう。
また、作った料理をどこで盛り付け、ホールスタッフに渡せば、料理を提供するまでの時間を削減できるかを考えましょう。
□まとめ
レストランを経営するためには、ホールの内装を考えるだけでなく、厨房において従業員が働きやすい環境を作りだすことも重要です。
その理由は小さな気遣いが全体の利益になるからです。
それぞれの動線を意識しながら、お店の内装を考えていきましょう。
当社では、美しさだけでなく、店舗内の動線設計までも考慮したデザインを実現いたします。
岐阜・名古屋周辺でレストランや飲食店を始める予定の方は、お気軽に当社までご相談ください。