残工事とは?特徴や是正工事との違いを解説!
- 2023.05.19
- ブログ
店舗を構えるための準備を進めたいけれど、工事がどのように進められるのか分からないので準備できない。
このような悩みを解消するためにも、内装工事から開店までの流れを知っておきたいですよね。
そこで今回は、残工事の概要とともに、内装工事から開店するまでの流れについて解説します。
□残工事ってどんな工事?是正工事との違い
残工事は、建築物や工事物の完成後に、契約で決められた工事が完了していなかった場合や、納入物が不足している場合などに発生します。
1.天候をはじめとした不可抗力による残工事
天候によってどうしても工事ができないことがあります。
そのため、地域や季節によってなかなか予定通りに工事を進められないということもあります。
2.クライアント側の都合による残工事
設計通りに施工されなかった箇所の修正、設備機器未設置、材料不足の取り寄せなどが含まれます。
また、検査や手続きが残った場合も、残工事に含まれます。
*残工事と是正工事の違い
是正工事は、工事中に不正確な施工があった場合や、設計に誤りがあった場合に行われる修正工事です。
そのため、残工事は建築や工事現場において工事が完了してから発生するのに対して、是正工事は工事途中で不備があったときに修正します。
□内装工事から開店までの流れ
内装工事から開店するまでの流れについてご紹介します。
・設計施工会社に連絡・相談・打ち合わせ
内装工事についての要望やイメージを伝え、相談や打ち合わせを行います。
・契約
見積もりとデザイン案、工程表などを定めた契約書を作成し、契約を締結します。
・施工
設計通りに内装工事が行われます。
お店のオープンに向けて準備を進めていきます。
・竣工・引き渡し
内装工事が完了し、竣工検査をクリアすれば引き渡しが行われます。
・各種申請
企業規模や業務内容に応じて、開業に必要な各種申請を行います。
具体的には、経営許可、飲食店ならば飲食店開業届・建物占用許可などがあります。
・開店準備
開業に必要な店内設備や備品、チラシやPOPの作成などの準備を行います。
・開店
施工や申請、準備などが全て完了したら、店舗をオープンできます。
□まとめ
建築や工事現場において、工事が完了してから発生する残工事と、工事途中で不備が発覚したときに修正する是正工事があります。
内装工事から開店までたくさんの段階がありますが、事前に把握しておくことでオープンに向けてスムーズに準備を進められます。
当社は岐阜・名古屋周辺で店舗設計・施工に対応いたしますのでお気軽にご相談ください。