レストラン照明の基礎知識と役割をご紹介します!
- 2023.06.19
- ブログ
人間の感覚に様々な影響を与える光ですが、レストランにおいては特に、店の雰囲気、食事の美味しさを決める重要な要素になります。
今回は、レストラン照明に関して覚えておきたい基礎知識と、照明の具体的な役割についてご紹介します。
□照明に関する基礎知識をご紹介!
店舗照明に関する基礎知識として抑えておきたいのは以下のような点です。
・光束
・照度
・輝度
・演色性
・色温度
光束とは、照明からでる光の明るさを示す基準で、ルーメン(lm)という単位を用います。
照明全体の明るさというイメージを持っておくと間違いありません。
基本的に、飲食店ではLEDを使用するのか、白熱電球を使用するのかによってルーメンを確認する必要があります。
一般的には白熱電球よりも少ないルーメンで同じくらいの明るさにできるため、電気代を抑えられ、現在はLEDが設置されることが多いです。
照度は、照らされている面積の明るさのことを指し、ルクス(lx)という単位を用いて示されます。
人が作業するためにどのくらいの明るさが必要なのかという基準で数値化されます。
JISによる基準も設けられており、こと飲食店においては調理場やトイレ、廊下などに対して基準が適応されています。
輝度は、照明から出る光に直接照らされた面積のことを指します。
光が壁に反射して照らす明るさを示すため、人が感じる明るさは基本的に輝度で表されることが多いです。
□レストラン照明の役割とは?
レストラン照明の主たる役割の1つが、お客様に快適な空間を提供することです。
当たり前のように感じるかもしれませんが、居心地の良いレストランを作るためには、照明のことを特に意識して設計する必要があります。
とはいえ、何もない状態から明るさの基準を考えることは容易ではありません。
まずは、インターネットで自分好みの内装を調べてみて、イメージに近いものをピックアップしてみましょう。
それらをもとに、明るさの基準を明確に検討しながらイメージを深掘りすることで雰囲気をより具体的なものにしていきましょう。
同時に、色温度にも注意が必要です。
レストランの方向性にも寄りますが、基本的には温かみのある色温度の照明を使用することをおすすめします。
□まとめ
今回は、レストランに最適な照明を選ぶための基礎知識と照明の役割をご紹介しました。
レストランの照明は、お店の雰囲気を印象付ける非常に大切な要素の1つなので、今回の基礎知識をもとに検討を進めていってください。
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