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LIFE スタンスの日々

飲食店の天井選びのコツについて徹底解説します!

飲食店の内装を決める際、照明やテーブルの配置などにこだわって決定していく方は非常に多いです。
ですが、通常の住宅などの建物と同じように、天井や壁材なども重要な要素だといえます。
今回は、飲食店の天井選びのコツと、守らなくてはならない内装制限についてご紹介します。

 

□内装制限について解説!

皆さんは、内装制限という言葉をご存じでしょうか。
内装制限とは、建物の火災の被害を最小限に抑え、入居者や利用者の命を守るための法律のことを指します。

「建築基準法」と「消防法」による2種類の法律から成り立っており、飲食店のような接客業務を行う業種が対象で、建物の種類ごとに基準も大きく異なります。

基本的な条項は、火事や災害の際に、避難が遅れることが無いよう天井・壁材の素材などを規制したり、消火や火災の予防を目的とした警報機・消火設備の設置を義務付けたりするというものです。

それに加えて、「都市計画法」のような地域によって変わる法律も条件に加わってくる場合もあるため、よく確認する必要があります。

内装制限の基準を満たしていない店舗に関しては、建築基準法違反として罰せられます。
店舗を立てる際には、天井選びや壁材選びの時点でこの内装制限に沿った設計になっているかを確認しながら進めていくと良いでしょう。

確かに、内装設計は設計士や内装工事業者が担当することになるため、基本的な部分は任せても問題ありませんが、店舗の責任者となる方は、必ず知識を持っておくようにしましょう。

□飲食店の天井を選ぶ際のコツをご紹介!

天井を選ぶ際には、以下のポイントを特に意識しましょう。

・色
・内装制限
・素材

天井を選ぶ際、最も大切なポイントの1つが、色です。
色によって様々な効力を発揮し、店の印象をガラッと変えてくれます。

店内をより広く見せたい場合や、明るい雰囲気をもたらしたい場合は、白のような明るい色を、逆に引き締まった印象にしたい場合は、黒やダークグレーのような暗い色を使用すると良いでしょう。

また、色のサンプルは小さめのサイズで見ることが多いため、実際に天井に反映した際、明るい色ならさらに明るい色に、暗い色ならさらに暗い色に見えることも考慮しましょう。
イメージしているよりも少し明度が高い、または低い色を選ぶのが効果的です。

同時に、内装制限については確実に守る必要があります。
加熱開始から延焼するまでの時間によって材料は分けられており、5分後までのものを「難燃材料」、10分後までのものを「準不燃材料」、20分後までのものを「不燃材料」と分類されるので、覚えておきましょう。

さらに、汚れがとりやすい素材であるかを最後に確認しておくことで、清潔感をアピールできるので、意識してみてください。

□まとめ

今回は、飲食店における天井の選び方について、選ぶ際のコツと内装制限の2点を重点的にご紹介しました。
当社では、お客様のヒアリングをもとに店舗設計、施工管理、アフターフォローまでを徹底して行っております。
岐阜・名古屋周辺で新規店舗の設計をお考えの方は、ぜひ当社にお問い合わせください。

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