モデルルームにする為、自社で江南団地の1室を購入しました。

現場は築50年以上たつ鉄筋コンクリート造5階建ての5階になります。

エレベーターが無いので階段で5階まで登らないといけないのですが、
モデルルームにするにあたりどのようにして、このネガティブな状態を上回る魅力を作り出すかがテーマになりました。

寝食分離の典型的な団地の間取りから間仕切り壁を解体してワンルームにすることで開放的な空間をつくりました。

まわりに高い建物が無い眺望と間仕切りを無くすことで生まれた風通りが開放的な空間と相まって、特別な空間になっています。

また、必要なものと必要じゃないものをしっかり見極め、考え方をシンプルにすることで、空間自体もシンプルにまとまっています。

団地での住まい方の1つのパターンを提案できたと思います。

 

 

 

延床面積 14坪
住所 愛知県江南市藤ケ丘1丁目1−1−1