T邸

4人家族のT邸のリビングのリフォームを行うにあたり施工主様との話し合いの結果、室内は以前より広くなりました。
建材のイメージを生かしたハイクオリティーでリラックスのできる空間にデザインしました。
階段は蹴込み板をなくし、手摺子を最小限にすることで奥行きを見せつつ、
モダンな仕上がりで、デザイン面と機能面をバランス良く設計。
リビングの床に白の大理石、壁の一部にクリーム色のボーダータイルといった建材を同じ色合いで統一することで、
個々に主張しすぎずにさりげなく素材の良さを出しています。
一方、造作家具はローズウッドの突き板を使用してメリハリの効いたインパクトのある配置。
キッチンカウンターの下の間接照明やボーダータイルを照らすダウンライトといった空間演出も細部にまでこだわり、
何十年先までも愛着の持てるリビングに仕上げました。