飲食店の間取りのポイントとは?キッチンと客席の面から解説!
- 2023.03.19
- ブログ
飲食店の店内は主にキッチンと客席から構成されます。
キッチンには、主に4つの間取りがあり、客席もカウンター席とテーブル席をうまく組み合わせる必要があります。
中には、調理自体をお客様に見てもらい、お客様の気分を盛り立てるレイアウトも。
キッチンと客席を考える時にぜひ参考にしてみてくださいね。
□飲食店のキッチンの間取りのポイントとは?
飲食店は主に4つの間取りがあります。
1.直線型
直線型は必要最低限の機器を装備しており、1人で切り盛りする小型店に適しています。
2.L型
L型は小型店舗でキッチンの面積を比較的広くとれる店舗に向いています。
空間を設けて動線の長さを短くできます。
キッチンに立つ人の移動が最短で済むのがメリットです。
回転率が高いお店に向いていると言えます。
3.2列型
2列型はキッチンに十分な面積を取るためのレイアウトです。
前と後ろに作業スペースを作ったり、デシャップや下膳、洗い場を配置したり、効率を重視したレイアウトにできます。
4.アイランド型
アイランド型はメインのキッチンが存在し、料理の仕上げをお客様の目の前で行う間取りです。
個室の中に作られることの多い間取りです。
□客席の間取りのポイントとは?
客席のレイアウトは、動線を確保が最需要で、お客様とスタッフの動きやすい店内を心がけます。
お客様が来店、着席、お手洗い、お会計、退店しやすく、スタッフが配膳、お会計、バッシングをスムーズに行えるようにします。
テーブルの間隔は、最低でも600ミリメートル、通路は1200ミリメートルは必ず確保します。
満席の場合でも、スタッフが通れるスペースとお客様が歩けるスペースを作っておくことが大事です。
また、お客様のメイン層に合わせてカウンターとテーブル席を組み合わせます。
家族連れやグループがターゲットの場合、テーブル席を用意する必要があります。
メインターゲットは客席のみでなく店舗のデザインを考えるときに重要な判断材料です。
デザイン設計会社に依頼する際には、必ず伝えていくことをお勧めします。
居酒屋、日本料理屋などはお店の雰囲気に合わせて、個室を作るのもおすすめです。
□まとめ
キッチンの4種類の間取りと客席の間取りについて解説しました。
料理や業態によって、キッチンや客席のレイアウトを考えることが大事です。
当社でも、客層や業態に合わせた店舗デザインで皆様のお店作りのお手伝いをいたします。
岐阜・名古屋周辺で新店舗の開設をご検討中の方はぜひご相談ください。