食べ物の見え方が変わる演色性とは?飲食店の照明器具について解説します!
- 2023.07.23
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実は、照明には奥深い違いがあるのをご存知でしょうか。
照明には、形の違い以外に店の雰囲気を変える大きな違いがあるのです。
そこで、今回は照明を選ぶ際に知っておきたい基本的な知識と照明の選び方についてご紹介します。
□照明を選ぶ際に知っておきたいこと
照明を選ぶ際は、以下の基本的な知識を知っておきましょう。
1.光束
光束とは、照明全体の明るさのことを指します。
照明の種類を白熱電球かLEDにするかで光束の大きさは変わってきます。
最近では、ほとんどの店舗でLEDが採用されています。
2.照度
照度とは、照らされた面積部分の明るさのことを指します。
その空間で作業する時に必要な最低限の明るさが確保できているかを確認する指標の一つです。
単位はルクスで必要とされる明るさは、キッチンやトイレ、廊下など細かく分類されています。
3.色温度
色温度とは、赤みが強い色から青みが強い色まで分類するための指標です。
この色温度によっては店内の雰囲気が大きく変わるため、雰囲気作りには欠かせない指標です。
色温度は主に昼光色、昼白色、電球色、キャンドル色に分けられます。
その中でも飲食店に向いているのは昼光色以外の三つです。
昼光色は、オフィスでよく用いられるもので集中しやすい環境になりますが、その分疲れを感じやすく飲食店には向いていません。
飲食店に向いている他の三種類も、どれを選ぶかによってお店の雰囲気は大きく変わります。
□飲食店の照明器具の選び方
照明の選び方として、色温度の違いが大きく関わってきます。
色温度の違いによる用途の違いを見ていきましょう。
*昼白色
昼白色は、明るい雰囲気を作る時の色です。
明るい時間帯のモーニングやランチ、カフェなどに用いられます。
昼白色を選ぶ際は、ダウンライトやペンダントライトを選ぶとぐっとおしゃれになります。
*電球色
電球色は雰囲気を重視する飲食店で用いられます。
落ち着いたディナーの雰囲気や和風の雰囲気など幅広い場面で活躍します。
昼営業と夜営業で昼白色と電球色を使い分けるのも良いでしょう。
*キャンドル色
キャンドル色は、電球色よりさらに暗めで琥珀のように透き通った色が特徴です。
深夜に営業するバーやカフェなどに用いると格別の雰囲気作りができるでしょう。
□まとめ
照明には、光束や照度、色温度などの要素があります。
色温度の違いによって用いられる店の種類や雰囲気も変わってくるので、店に合った照明の色を選んでください。
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