店舗のレイアウト決めには動線計画が欠かせない!
- 2023.10.13
- ブログ
店舗開業前にはやらなくてはならないことが山ほどあります。
その中でも、店舗のレイアウトを決めるのは開業したことがない方にとってはイメージしづらいため、難しいステップです。
今回は、そんな店舗のレイアウト決めを、動線に着目してどのように考えれば良いかご説明します。
店舗開業前の準備に関しても紹介するので、新店舗開業を考えている方は要チェックです。
□店舗開業前に準備することリストをご紹介!
1.店舗開業の理由を考える
そもそも店舗を開業するにはお金と時間がとてもかかります。
さらにそこから店舗を存続するには理想だけではやっていけません。
しっかりした店を作り長く続けるためには、店舗開業の理由を考える必要があります。
2.店舗のコンセプトを決める
誰をターゲットにするのか、どんな理由で求められる店にするのかといった、コンセプトとターゲットを明確にしましょう。
コンセプトとターゲットが成功を左右するのでよく検討してください。
3.店舗開業資金は用意できているか
店舗開業に必要な資金は、年商の半分ほどです。
物件借用費、工事費、設備費、3か月前後のランニングコストなどを計上して考えましょう。
予算より遥かに上回っている場合は、居抜き物件や中古設備の利用も1つの手です。
さらに、これらの費用を日本政策金融公庫からの融資でまかなえる場合もあります。
補助金や助成金の利用には、事業計画をしっかりと練る必要があります。
4.事業計画書はよく練ってあるか
先ほど述べた通り、補助金や助成金の利用には、事業計画をしっかりと練る必要があります。
補助金や助成金を利用しない場合も、今後を考えると事業計画書を立案しておくべきです。
開業の半年以上前から立案し始め、オープンしてからは半年のスパンで見直しましょう。
5.店舗開業の物件状況を確認する
どこに店舗を持つかは、成功を左右します。
立地、競合の場所、賃料、店内面積を確認してどこに店舗を持つか決定しましょう。
さまざま希望はあるかと思いますが、長く存続させたいならば、長く賃料を払い続けられることを絶対条件に入れると良いでしょう。
□店舗レイアウトを決める時には動線計画が大切!
*レジ位置は動線計画の中でも重要
動線は、お客様の動線とスタッフの動線の両方を考えましょう。
この2つの動線はなるべく交差しないようにすることで、互いに動きやすくスムーズに移動できます。
さらに、スタッフの動線はなるべく短く効率的に動けるように、逆にお客様の動線は長く店舗に滞在してもらえるように考えましょう。
レイアウトを考える上でレジ位置が重要です。
レジはスタッフとお客様の接点です。
スタッフはレジを基点に動きますし、お客様は必ずレジを通ります。
双方の視点で考えてスムーズに動ける位置にレジを配置しましょう。
*売り上げアップの原理と動線
売上高は客数と客単価の積です。
客単価とは、お客様1会計の買上値段です。
店舗を長くゆっくり隅々まで見て回ることで1つでも多くの商品を買ってもらえます。
つまり、売上高と動線は深く結びついているのです。
長く見てもらえる動線にすることで買上高が上がり、売上高が上がるのです。
□まとめ
今回は、店舗のレイアウト決めを、動線に着目してどのように考えれば良いかご説明しました。
レイアウトは売上高に直結しているため、よく考える必要があります。
当社は、岐阜・名古屋周辺で店舗デザインを提供しております。
気になった方はぜひ一度お気軽にお問い合わせください。