店舗の床材選び!主要な種類と成功のポイントを徹底解説します!
- 2023.11.08
- ブログ
店舗オーナーやマネージャーの皆様、店舗の内装やデザインは、お客様の第一印象を大きく左右します。
その中でも、床材の選び方は特に重要で、店舗の機能性やメンテナンス、さらにはお客様の快適性にも直結します。
この記事では、店舗の床材選びの詳細なポイントや注意点を深堀りして解説します。
目次
□店舗床材の主要な種類とその特徴
店舗で使用される床材は多岐にわたります。
その中でも、特に主要とされるものをピックアップし、それぞれの特性や使用される場面、メンテナンスのポイントを詳しくご紹介します。
*フローリング
フローリングは、単層(無垢材)と複合の2種類が主流です。
単層フローリングは天然の木材を使用し、調湿効果や断熱性が高いのが特徴です。
しかし、傷がつきやすく、価格も高めであることや、物を落とした際や湿度の変化による反りや割れにも注意が必要です。
複合フローリングは複数の薄い板を重ね合わせたもので、単層よりも安価で、傷がつきにくいですが、寿命は短めです。
接着剤の問題や、表面のひび割れなどのデメリットも考慮する必要があります。
*クッションフロア
塩化ビニール製の床材で、歩行時の衝撃を吸収する発砲層があります。
水や薬品に強いですが、火には弱いのが特徴です。
また、デザインのバリエーションが豊富で、店舗のコンセプトに合わせて選べます。
*フロアタイル
樹脂製の薄い板状のタイルは、耐久性に優れ、様々なデザインがあります。
業態に合わせて選べ、摩擦や薬品に強いタイルは、特に飲食店や美容院などでの使用に適しています。
□店舗の床材選びの成功のポイント
*スムーズに掃除がしやすいか
床材の選び方1つで、後の掃除の手間が変わってきます。
特に飲食店や美容院など、汚れやすい業態では注意が必要です。
美容院ではカットした髪の毛やカラーリング剤、飲食店では食べこぼしや油など、それぞれの業態に応じた汚れの種類と対策を考える必要があります。
*入り口での汚れ対策
玄関マットを設置することで、靴の汚れや小石などを取り除くことが可能です。
また、雨の日の滑り対策や、冬場の雪や塩分対策も重要です。
*業態ごとの特性を考慮
業態によって求められる床材の特性が異なります。
例えば、美容院ではヘアスプレーやパーマ液の飛沫を考慮し、飲食店では滑りにくい床材を選ぶことが重要です。
また、アパレル店では、試着室の床材にもこだわると良いでしょう。
□まとめ
店舗の床材選びは、その後の運営やメンテナンスに大きく影響します。
この記事で紹介したポイントや注意点を参考に、最適な床材を選んで、店舗の魅力を最大限に引き出してください。
適切な床材を選ぶことで、お客様の快適性を高めるだけでなく、スタッフの作業効率やメンテナンスの手間も軽減することが期待できます。
当社は、岐阜・名古屋周辺で店舗デザインを行っておりますので、床材にお困りの際は是非ご相談ください。