飲食店床素材の選び方!ポイントとおすすめの床素材とは?
- 2023.12.09
- ブログ
飲食店経営者や開業を考えている方々にとって、店舗デザインによりお客様に与える印象は重要な要素の1つです。
特に床の素材選びは店舗の広い範囲を印象付けるため、選ぶ際は慎重にならなければなりません。
そこで今回は、飲食店の床材の選び方のポイントや、おすすめの素材を紹介します。
□飲食店の床素材選びの3つのポイント!
*デザインとコンセプトの一致
店舗のデザインと床の素材は、お店の全体像を形作る重要な要素です。
例えば、レトロな雰囲気を出したい場合、無垢の木材やアンティーク調のタイルが選択肢となります。
逆に、モダンで洗練された空間を目指すなら、大理石や高級な石材が適しています。
このように、デザインの方向性に応じて床素材を選ぶことで、一体感のある店舗作りが可能です。
*予算の範囲内での選択
床の素材にかかる費用は、開業資金の中でも多く見逃せない部分です。
高級な素材を選ぶと、その他の部分での投資が制限される可能性があります。
したがって、予算内で最も効果的な素材を選ぶことが求められます。
例えば、見た目は高級な石材に近いが、コストは抑えられる人工石なども選択肢に入ります。
*掃除のしやすさ
飲食店は、油や水、食べ物の残りなどで汚れやすい環境です。
そのため、掃除が簡単で、汚れにくい素材を選ぶことが望ましいです。
例えば、磁器タイルや防水塗装を施した木材は、汚れにくく、掃除も楽です。
清潔な店内は、お客様にとっても好印象なので、この点は特に注意しましょう。
□飲食店に最適な床素材とは?
1.フロアタイル
フロアタイルは、そのデザインの多様性と耐久性で知られています。
木目調からレンガ風、大理石風まで、多くのバリエーションがあります。
また、耐久性が高く、土足でも問題ない製品も多いです。
さらに、既存の床の上に簡単に敷くだけで完成するタイプもあり、店舗の模様替えにも柔軟に対応できます。
2.磁器タイル
磁器タイルは、その耐水性が非常に高い素材です。
水や他の液体をこぼしても吸収しないため、床が腐食する心配がありません。
また、デザインも多様で、高級感を出すことができます。
特に、高級レストランなどでよく使用されています。
3.クッションフロア
クッションフロアは、耐水性だけでなく、薬品や摩擦にも強い素材です。
ただし、火には弱いため、その点を考慮する必要があります。
厚みがあるタイプは、従業員の足腰への負担も軽減します。
そのため、長時間の営業を行う店舗には特におすすめです。
□まとめ
床の素材選びは、飲食店経営において重要な判断の1つです。
デザイン、コスト、機能性のバランスを考慮しながら、最適な素材を選ぶことが成功への第一歩になりたす。
今回紹介した各素材の特性を理解し、自店に最適な選択をしてください。
当社は、岐阜・名古屋周辺で店舗デザインを行っておりますので、店舗の床の素材でお困りの場合は是非ご相談ください。