寿司屋を開業するときの内装費用は?内装でのポイントも紹介!
- 2024.01.04
- ブログ
寿司屋を開業するとき、味以外にも内装や外装もその店の評価に大きく関わります。
店舗の内装は単なる空間ではなく、お客様の体験を豊かにするための重要な要素です。
そこで今回は、寿司屋の内装工事における費用の概算と、デザイン上のポイントをお伝えします。
これから寿司屋を開業しようと考えている方々は、ぜひ参考にしてください。
目次
□寿司屋の内装工事にはどのくらいの費用がかかる?
1:内装工事費用の基本相場
寿司屋を開業するときは、一般的に坪単価40万円程度が必要とされます。
これは、使用する材料やデザインの複雑さによって大きく変動しますが、例えば10坪の店舗では、単純計算で約400万円の内装工事費が見込まれます。
しかし、これはあくまで基本的な見積もりであり、具体的な費用は店舗デザインの詳細によって変わることを理解しておきましょう。
2:追加費用が発生する場合がある
内装工事に加えて、物件取得費や厨房設備などの追加費用も考慮しなければなりません。
これらは内装工事とは別に発生する費用であり、総開業費用に大きな影響を与えます。
開業には物件取得費用+開業費用+運用費用が必要であり、総額の1/3~半分程度を自己資金でカバーできると理想的です。
この点を念頭に置いて、バランスのとれた予算計画を立てましょう。
3:内装工事の内訳
内装工事には、電気、ガス、水道工事など様々な項目が含まれます。
これらはそれぞれが店舗の機能性と安全性に直接関わるため、細心の注意を払って計画する必要があります。
特に寿司屋では、新鮮な食材を扱うために適切な温度管理や水質管理が不可欠です。
これらのポイントをしっかりと押さえ、高品質なサービスを提供できる店舗環境を整えることが求められます。
□寿司屋の内装デザインの欠かせないポイント
*カウンターの素材やデザイン
寿司屋の内装において、カウンターは最も重要な部分といえます。
使用する木材の種類やデザインによって、店舗の雰囲気は大きく変わりますよね。
例えば、伝統的な雰囲気を出したい場合は、檜をはじめとする和風素材を使用すると良いでしょう。
また、カウンターの大きさや形状も重要で、お客様が快適に食事を楽しめるように設計するのがポイントです。
*ショーケースのデザイン
カウンターに次ぐ重要ポイントは、ショーケースです。
ショーケースは、寿司のネタを展示するための場所で、お客様が注目する場所の一つといえます。
デザインによって店舗の高級感を演出したり、カジュアルな雰囲気を出したりできるのが魅力です。
そのため、店舗の全体的なコンセプトに合ったショーケースを選ぶことが重要です。
*小上がりと生け簀の有無
小上がりを設けるかどうか、また生け簀を設置するかどうかも重要な判断点です。
小上がりは、特に家族連れや高齢者にとって快適な食事空間を提供できます。
また、生け簀があると、新鮮さと寿司屋としての本格的な雰囲気を演出できます。
ただし、これらを設置するには追加の費用が発生するため、予算と照らし合わせて検討しましょう。
□まとめ
寿司屋を開業する際には、内装工事の費用計画とデザインのポイントが重要です。
坪単価40万円程度の基本費用に加え、追加費用の検討と予算計画のバランスが必要です。
また、カウンターやショーケースのデザイン、小上がりや生け簀の有無は店舗の印象を大きく左右します。
これらの要素を総合的に考慮し、記憶に残る寿司屋の内装を実現しましょう。
当社は、岐阜・名古屋周辺で店舗デザインを行っておりますので、寿司屋の内装にお困りの方はぜひご相談ください。