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LIFE スタンスの日々

ポリカボネード波板の天井

建築家の尾関広臣です。

団地の5階の1室をフルリノベーション

天井をポリカボネード波板で仕上げた

改修前の天井はスタイロフォームの断熱材が仕上材としてそのまま使用されていたのだが、

築50年以上となると経年劣化で脆くなっていた。

最上階ということで屋上に受ける直射日光を考えると断熱材としてはそのまま使用したいので

剝がすことはしないでスタイロフォームを覆うように天井を起こすことにした。

仕上材をいろいろ検討した結果、

エレベータの無い5階までの搬入のしやすさ、そのまま仕上材として使用できる素材、耐久性、コスト面などからポリカボネード波板にすることにした。

ポリカボネード波板は光の透過性や曲げることのできる形状など使い方としていろいろな可能性があったが、

今回は波板の持つ凹凸の連続性を規則正しくシンプルに使った。

空間をそれぞれの持つ素材の力強さで構成している中、ポリカボネードも1つの素材として空間を作り上げてくれている。

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